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一万円札

日本の紙幣には様々な印刷技術が用いられており、紙幣の偽造を防止しています。

拡大して見てみると細部までこだわって作成されており、まさに印刷の芸術品です。

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上記A~Jの部分を拡大して撮影してみました。

[A]マイクロ文字

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右上の10000 と言う数字の下にあるマイクロ文字です。

肉眼ではただの線にしか見えませんが、拡大してみると NIPPONGINKO と言う文字が並んでます。

N の文字縦横の大きさは大体 0.3mm ぐらいです。

[B]識別マーク

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お札の右下にある逆L字型のマークです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、インクが盛り上がっているために触っただけでその形がわかるようになっています。

目の不自由な方などがお札を識別できるようにつけられているようです。

[C]福沢

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諭吉さんの苗字の部分です。

文字があるところは、格子状の線が消えていて、名前が読みやすいようにデザインされています。

[D]マイクロ文字(再び)

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お札中央の下部、国立印刷局製造の文字の上にもマイクロ文字があります。

こちらも NIPPONGINKO の連続で、肉眼ではほとんど線にしか見えません。

[E]ホログラム

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お札の左下につけられているホログラムです。

見る角度によってその模様が、桜、日本銀行マーク、10000 と変化します。

拡大して見てみると、0.08 mm ぐらいの間隔でエリアがわかれていて、日本銀行のマークと10000 が交互に配置されているような構造でした。

お札の角度によって、それぞれのエリアが反射して模様が浮かび上がるしくみです。

[F]背景に浮かぶ10000

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お札を良く見てみると、諭吉さんの横などの背景の部分に10000という数字が浮かんでいます。(上の写真は10の部分)

この部分を拡大してみるとこんな感じなのですが、背景色を出している緑色の線を切って空白の箇所を作ったり、密にして色を濃く見せたりすることで10000という数字を浮かび上がらせているようです。

[G]印の部分

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日本銀行の印の部分の拡大です。

拡大しても普通の赤いインクで印刷されているようにしか見えませんが、実はこれが特殊なインクのようです。

暗いところで紫外線をあてると発行して光るようです。

[H]紋様

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お札の中央上部にある模様を拡大したものです。

細かい模様までつぶれることなく、きれいに印刷されています。

[I]10000

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日本銀行印の下にあるグレーの部分ですが、じっくりみたり、傾けてみたりすると10000 という数字が書いてあることがわかります。

その部分を拡大した写真です。

黒の縦線でグレーにしているところに、数字の部分は横線にして境界が発生するようにしてるようです。

[J]ニホンのホ

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このお札には、ニホンという文字がカタカナで入れられているようです。

この文字も肉眼だと発見はおろか認識するのも難しいと思います。

この写真には写っていませんがホのほかにもニとンもお札のどこかに隠れています。

他の部分の表記は NIPPON (ニッポン)なのに、隠し文字はニホンになているようです。

感想

見れば見るほど細かいところにいろいろな技術が使われていて、すごいの一言です。

ここで紹介したものの他にもテクニックが満載されていると思いますので、ご自身でもお札を眺めてみると楽しいかもしれません。